福島県の浜通り地方のほぼ中央に位置する相馬郡小高町、双葉郡浪江町及び双葉町の三町にまたがる主に水田3,808haの用水不足の解消を図るた め、請戸川上流に大柿ダム、高瀬川上流に焼築頭首工（やきちくとうしゅこう）を築造し、両水源を基幹水路で結び、農業用水の安定的な確保供給により、地域 農業経営の安定を図る目的で昭和49年度、国営事業で着工、昭和63年度完成を見たものである。平成元年度より、国営造成施設県管理補助事業により、管理 している。
↑見えにくい場合はクリックしてください。
↑ダム右岸側から
↑ダム下流側から
管理事務所に24時間体制で通常・非常時に備えて管理を行っており、どんな事態にも対応できる体制 がとられています。
雨の状況やダムの水位など、いろいろなデータがわかり、それをもとにダムの操作を決定しています。
ダムの石づみの内部の点検をするためのもので、トンネルになっています。ここでは定期的に漏水量など の調査を行っています。
台風等の大雨の時ににダムの水位を調節するためのゲートで、５門あります。
